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【書評・読書感想文】本にまつわるあれやこれや

2017年秋アニメ!アマゾンプライムで見られる14作品、第1話の感想。おすすめ作品は?

   

JUST BRCAUSE

 2017年秋アニメ、Amazonプライムビデオで配信されている16作品中14作品の第1話を見たので簡単に感想を書いていく(ちなみに見ていない2作品は『王様ゲーム』と『DIES IRE』である)。

 下記に紹介する作品の全てにおいて「原作は未読」「二期作品であれば一期は未視聴」である。アニメ初心者の感想だと思って頂きたし。

 

妹さえいればいい。

妹さえいればいい。

 平坂読によるライトノベルが原作。「妹さえいれば人生が変わったのに」と架空の妹に強く思い焦がれるラノベ作家の男が主人公。

 第一話はおおよそアニメに免疫のない視聴者にとっては眉を顰めかねない衝撃的な気持ち悪い始まり方をする。その後もヒロインと思われるキャラがドストレートな下ネタを言いまくるなど、やりたい放題。第二話では部屋に入るなりいきなり全裸になるという論理性無視の超展開。

 同様の展開は2017年春アニメ『某マンガ先生』でも起きており、それは深夜アニメにおける定石とも位置づけるべきステレオタイプなシナリオなのかと思われるが、私はこれと相性が合わず早々と2話で切ってしまった。だが、本作『妹さえいればいい』についてはこれから秀逸なラブコメ群像劇が繰り広げられることが示唆されており、とりあえずは見続けようと思っている。OP曲がとても爽やかで良い。

TVアニメ『妹さえいればいい。』公式サイト

 

JUST BECAUSE!

JUST BECAUSE!

 オリジナルアニメ。今シーズン私が最も期待をしている作品である。

 高校三年の冬。
 残りわずかとなった高校生活。
 このまま、なんとなく卒業していくのだと誰もが思っていた。

 突然、彼が帰ってくるまでは。

 中学の頃に一度は遠くの街へと引っ越した同級生。
 季節外れの転校生との再会は、
「なんとなく」で終わろうとしていた彼らの気持ちに、
 小さなスタートの合図を響かせた。

「Just Because!」公式サイト

 アニメーション制作は『ゲーマーズ!』のパインジャム、テーマ曲及び音楽プロデュースはやなぎなぎ、高校最後の三ヶ月を描く青春群像劇。見ない理由なんてない。ちなみに「just because」とは「理由はないけどなんとなく」というような意味だそうである。

 実際、第一話はとても丁寧で良質であり、物語の始まりとしてこれ以上になく期待通りであった。アニメーションも綺麗。今後が楽しみだ。

TVアニメ『JUST BECAUSE!』公式サイト

 

干物妹!うまるちゃんR

干物妹!うまるちゃんR

 『干物妹!うまるちゃん』の第二期である。サンカクヘッドによる漫画が原作。学校では容姿端麗・才色兼備、だけど家ではポテチを食いながらゲーム三昧である干物妹(ひもうと)である高校生うまると同棲している兄を中心に物語が進行していく日常系アニメ。

 一言で言えばうまるちゃんはかわいい。たった一話でファンになった。アニメーション制作は安定の動画工房。一期もAmazonプライムビデオで配信されているので併せて観て行こうと思う。

TVアニメ『干物妹!うまるちゃんR』公式サイト

 

UQ HOLDER!魔法先生ネギま!2

UQ HOLDER!魔法先生ネギま!2

 『魔法先生ネギま!』の続編であり、赤松健による漫画が原作。

 いかにも少年漫画っぽい作画、ストーリー、バトル。評価・評判は高いけれど私には合わなかったので申し訳ないが2話以降見ることはないだろう。

TVアニメ『UQ HOLDER!魔法先生ネギま!2』公式サイト

 

ネト充のススメ

ネト充のススメ

 comicoに連載されている黒曜燐による漫画が原作。会社を辞めてニートになった三十路独身女主人公がネトゲにハマり、ネットの世界で出会いがあり――、という話。ラブストーリーであるようだ。

 全く期待せずに見たが、悪くない。OP曲はフジファブリック、ED曲はクリープハイプの尾崎世界観が提供と何気に豪華。ゲーム内ヒロインには声の可愛さと演技力に(私の中で)定評のある上田麗奈さんというのもポイントが高い。これだけでも見続ける動機になり得る。

 傑作というよりは2017年秋アニメを代表する佳作候補として有力である。評判も上々で今後が楽しみである。

TVアニメ『ネト充のススメ』公式サイト

 

鬼灯の冷徹 第弐期

鬼灯の冷徹 第弐期

 『鬼灯の冷徹』の第二期であり、江口夏実による漫画が原作。日本の地獄を舞台にした日常系ブラックギャグアニメといったところだろうか。「じーごーじーごーじーごじご地獄は〜」が繰り返されるOP曲は中毒性が高い。

 古代日本の神話がモチーフにされており、たまたま興味のある分野であった私にとっては教養という意味も兼ねて見ていく動機になった。恐らく、見続けることでハマっていくスルメ系であることが窺い知れる。

TVアニメ『鬼灯の冷徹』公式サイト

 

魔法使いの嫁

魔法使いの嫁

 ヤマザキコレによる大人気漫画が原作。主人公の少女は人生に絶望して自らをオークションにかける。優しげだが素性不明の魔法使いに落札され、彼のもとで自らも魔法使いとして修練していく、という話。

 第一話を見た限りではイマイチ掴みどころがなく、今後どのようにストーリーが展開していくのかわからない。ただ、原作はとても人気であるようで「おもしろい」「感動のストーリー」という意見が多く聞かれるので、見ていこうと思う。

TVアニメ『魔法使いの嫁』公式サイト

 

アニメガタリズ

アニメガタリズ

 オリジナル作品。高校で主人公らが立ち上げたアニメ同好会を描く日常系アニメ。

 第一話は快活な主人公とお嬢様キャラの登場人物がアニメ同好会を立ち上げようとするところまでが描かれるのだが、とにかくステレオタイプの応酬で意外性が全くないストーリー展開である。二話以降見るべきか迷っているのだけれど、決して悪い印象ではなかったので、おそらく見ると思う。

 画が綺麗というかやたら明るげな色合いであったのが記憶に残っている。

TVアニメ『アニメガタリズ』公式サイト

 

結城友奈は勇者である 第二期 -鷲尾須美の章-/-勇者の章-

結城友奈は勇者である 第二期

 『結城友奈は勇者である』の第二期。一期はかなり評判が上々であったらしい。

 この度、二期から見始めた私の感想としては正直「わけがわからない」としか言えないところである。まず設定がわからない。いきなり異世界らしき場所に召喚された主人公たちが敵と戦い始めるのだが、それも別に面白いとも思えなかった。だけど、つまらないアニメでもなさそうであるのはなんとなくわかる。

 一期はAmazonプライムビデオで配信されているので、まずはそちらを見たほうが良いのだと思った。

TVアニメ『結城友奈は勇者である -鷲尾須美の章-/-勇者の章-』公式サイト

 

このはな綺譚

このはな綺譚

 天乃咲哉による漫画が原作。擬人化された狐を従業員とする旅館で繰り広げられる日常系アニメ。

 全く期待せずに見始めたのだがクオリティがかなり高くて驚いた。キャラも可愛い。主人公と共に周囲の人間(狐)の成長物語であることが第一話で示唆され、今後の展開がなかなか楽しみな作品である。

 あと、この作品は毎回温泉回となる可能性が高い。一話から飛ばしてきている。

TVアニメ『このはな綺譚』公式サイト

 

キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series

キノの旅

 時雨沢恵一による大人気ライトノベルが原作。主人公キノがバイクで様々な風変わりな国を放浪する寓話である。一話につき一つの国のエピソードが提示される。

 『キノの旅』は2003年に一度アニメ化されていたようでそちらもAmazonプライムビデオにあったので見てみたのだが、開始5分で見るに堪えない代物だった。暗い、セリフが棒読み、キャラデザが気に入らない、全体的にクオリティが低い。

 それに比べ2017年版たる今作はきちんと見られる。テンポも良く、世界観に入り込める。キノ役は天才悠木碧さんが演じており、間違いがない。テーマ曲はやなぎなぎさん。こちらも間違いがない。かなりの秀作であろうことが第一話から見て取れる。

 原作の設定なのだと思うが、キノの乗るバイクが喋る必然性がどこにあるのか、それだけが疑問である。作中で何か示されていくのかもしれない。

TVアニメ『キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series』公式サイト

 

少女終末旅行

少女終末旅行

 つくみずによるweb漫画(くらげバンチで連載)が原作。文明が崩壊した世界での日常系アニメ。2人の主人公の掛け合いで物語が進行していく。

 ギャグというよりは、のんびりほのぼのとした二人の佇まいが終末世界との対比になっていてシュールといった趣である。作中における情報量が少なくテンポもゆっくりなので、疲れている時や一人でご飯を食べながらでも抵抗なく見やすい作品である。

TVアニメ『少女終末旅行』公式サイト

 

つうかあ

twocar

 オリジナル作品。サイドカーレース(側車部)に打ち込む女子高校生を描く青春群像劇。「つうかあ」は「TWO CAR」のこと。サイドカーレースというのは実際にあるようである。

 本作の第一話は私は大変に面白く見た。過去と現在を入り混ぜた巧みな構成には唸ったし、なにしろキャラデザが可愛い。可愛さで言えば『このはな綺譚』と双璧と言えるのではないだろうか。

 但し、この手のストーリーはご都合主義でトントンと進んでいくものが少なからず散見されるので、本作がそうならないことを祈るばかりだ。

TVアニメ『つうかあ』公式サイト

 

いぬやしき

いぬやしき

 『GANTZ』が著名な奥浩哉による人気漫画が原作。人生にくたびれた50代の男が宇宙人によって機械兵器に改造されてしまうという一話からかなり突拍子もない展開。「いぬやしき」とは主人公の男の名字(犬屋敷)である。OP曲はMAN WITH A MISSION。

 とは言え、作品のテーマは「善と悪」「人生とは何か」という深いものになっているらしく、放送を追いかけても損はしないであろうと思われる。

 主演声優は俳優としての高い実績がある小日向文世さんであるが、多くの人が指摘しているようにアニメーションとの親和性が低く、浮いてしまっていて違和感がある。そう考えると、余談であるが、俳優としても声優としても極めて高い評価を受けている神木くんは本当に神なんだなと思うのである。

TVアニメ「いぬやしき」公式サイト

 

で、おすすめ作品は?

 上記の中から私の独断と偏見で期待度に7位まで順位を付ければ、

1. Just Because!
2. 妹さえいればいい。
3. キノの旅
4. 干物妹!うまるちゃんR
5. このはな綺譚
6. ネト充のススメ
7. いぬやしき

 といったあたりだろうか。『Just Because!』を高く買い過ぎなきらいはあるものの、実際に期待をしているのである。青春ラブコメ群像劇みたいなのが好きなのだ。

 
 ちなみに、上記作品は全てAmazonプライムビデオで見放題である。年会費税込み3,900円(1ヶ月あたり325円!)でプライムビデオが見放題はかなりの太っ腹である。映画、国内・海外ドラマ、ドキュメンタリーなどの作品はもちろん、Amazonが最近力を入れているオリジナル作品(ドラマ、バラエティなど)も全て追加料金無しで見放題。

 また、Amazonプライムビデオはアニメにかなり力を入れているらしく、上述の通り、この秋の新作アニメは16作品がラインナップに加えられている。「あの作品がプライムビデオで見られたらいいな」と思っていた作品を尽く見ることができていて、大変に幸せである。もちろん、定期的にどんどん追加されていく旧作も大変に充実している。

 Amazonプライムは年会費3,900円ではあるけれど、30日間無料体験が可能であり、年契約ではなく月契約(1ヶ月400円)も可能である。私にとってはAmazonプライムがない生活は考えられない。1ヶ月あたり325円で無限に暇つぶしが出来る上にAmazonプライムの他のサービスも享受できるなんて、素晴らしい贅沢だ。損はさせない。

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