エッセイ

『完全自殺マニュアル』が自殺を推奨する書籍でないことは自明だが、ここに紹介する5冊の本も同様である。

1.『自殺のコスト』雨宮処凛

「自殺の費用対効果」について淡々と網羅されている稀有な書。「致死量のクスリの値段、自殺者遺族 ...

エッセイ

 合理性を志向する私が断捨離・ミニマリズムに一時であれ共感したのは、そこに自分の目指すものの片鱗を見た気がしたからであった。

 断捨離・ミニマリズムとは本当に必要なものだけを手元に残し、人生において本質的に必要のないものは ...

エッセイ, やんごとなきハウツー本

 野宿をしなければならない理由はどこにもない。
 読者である我々には(殆どの場合)帰る家があり、『野宿入門』の著者・かとうちあきさんにももちろん住む家があると記述されている。

 だが、なぜか著者は野宿の魅力に取り憑 ...

エッセイ

 旅の本というと、だいたいカイドブックみたいなものに終始するというのが私の印象だった。
 必要な物とか心構えとかアドバイスが書かれていて、「人生は君の物なのだから、一度くらい、ふらっと旅に出ちゃえば?」みたいな軽いアプローチで ...

エッセイ, 笑える本

 朝井リョウの代表作である『桐島、部活やめるってよ』を読んだ時、これは何かの冗談なのではないかと思った。読者を笑わそうとしているのかもしれないとさえ感じた。
 群像劇であるこの物語において、まずタイトルだけを見れば主人公である ...