小説, 文学

ディーノ・ブッツァーティ(1906-1972, イタリア)は私が一番好きな小説家のうちの一人である。文庫化されているブッツァーティの短編集には下記の2つがある。

 
1.『七人の使者・神を見た犬 他十三篇』岩波文庫 ...

文学

 

1.『レ・ミゼラブル』ヴィクトル・ユゴー

ビレ・アウグスト監督映画『レ・ミゼラブル』(1998年)に感動したので、原作を読んだ。非常に長い作品だが、決して読みにくくはない。ところどころストーリーが進まずに街の描写や時代背 ...

文学

 
誤解なきように予め書いておくと、私はこれから紹介する本をまだ読んでいない。だけど、死ぬまでには読みたいと思っている。そういう意味での「死ぬまでに読みたい海外文学の傑作10選」であり、個人的な備忘録としての意味合いが強い。 ...

小説, 文学

 殆ど何も起こらないにも関わらずこんなにも面白い小説であるのは、それが僕たちの人生の縮図となっているからに他ならない。
 主人公たるジョヴァンニ・ドローゴの惰性に甘んじた人生が、他人事としては読めないのである。

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小説, 文学

 

 愛とは何か。
 ここにひとつの答えがあるかもしれない。
 「20世紀文学最大の恋愛小説」と言われるグレアム・グリーンの長編『情事の終わり』である。

 主な登場人物は3人。
 ・ベン ...

名言集, 文学, 笑える本

 「笑っちゃうくらいネガティブ」と誰かが言っていた。
 言い得て妙である。カフカは本気で悩んでいたであろうが、僕たちの誰もカフカほどには後ろ向きにはなれない。
 まして、その後ろ向きの極致を文章で表現するだなんて。 ...