毛虫を裁判にかけて破門にする方法『動物裁判』
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1562年、パリ司教は、アルジャントゥイユ一帯のブドウ園を荒らすオトシブミないしカブトムシを、祓魔式と破門で制裁した。
『動物裁判』池上俊一、講談社現代新書、P92
「働きたくない」意志を持ち続けよ『怠ける権利』ポール・ラファルグ【著】
本書『怠ける権利』の論旨は、単純明快だ。つまり、「一日3時間労働」の提唱である。
自然の本能に復し、ブルジョワ革命の屁理屈屋が捏ねあげた、肺病やみの人間の権利などより何千倍も高貴で神聖な、怠ける権利を宣言しなければなら ...