毛虫を裁判にかけて破門にする方法『動物裁判』
1562年、パリ司教は、アルジャントゥイユ一帯のブドウ園を荒らすオトシブミないしカブトムシを、祓魔式と破門で制裁した。
『動物裁判』池上俊一、講談社現代新書、P92
なぜ男は本能的に巨乳が好きなのか。その生物学的理由とは?
私たちが巨乳を好むようであるのは自明である。雑誌のグラビアや成人向けビデオにおいても女性の殆どは大きめのバストを携えていることが多い。
なぜ巨乳が好まれるのだろうか。誰もが言うだろう「だってそりゃあ、大きい方がいいじゃ ...
私たちが「寝てない自慢」「勉強してない自慢」をしてしまう生物学的理由
誰もが一度はしたこと・されたことがあるに違いない「寝てない自慢」である。正直「寝てない自慢」「勉強してない自慢」はされたほうからすれば非常に鬱陶しい。あなたが寝てなかろうが勉強してなかろうがどうでもいいことであるし、関係ないのである ...
『植物はそこまで知っている』が植物好きには堪らなく素晴らしい本だった
植物はただそこに生えているだけである。動かないし、喋らない。だから、関心のない人にとってはとことん関心のないものであろう。
私たちが猫がそこにいることを認識するのは容易である。あちらから走り寄ってくることもあるし、鳴き ...
植物は音楽を聴いていないという科学的事実が判明した
植物は光を感じることができる。触られたことを認識することもできるし、気温を感知することもできる。だけど、ダニエル・チャモヴィッツ著『植物はそこまで知っている』によれば、植物が音を聞いているとする証拠はどこにもないと結論づけられている ...
ノーベル賞受賞者「ゴールデンハムスターは素晴らしいペット」と絶賛!『ソロモンの指輪』コンラート・ローレンツ著
鳥は、卵から生まれて初めて目に入った動くものを親と認識するというのは有名な話である。
これを発見したのはコンラート・ローレンツ(1903-1989)という生物学者で、彼は研究を進め、動物行動学というジャンルを確立した。
素晴らしい!『デグー 完全飼育』(大野瑞絵【著】)を読んで
デグーは本当に愛らしい。かわいい。
近年認知度が高まりつつある、エキゾチックペットと分類される齧歯類がデグーである。テレビドラマのATARUで主人公が飼っているペットとしても登場したらしい。
しかし、ペットと ...
普通のペットじゃ物足りない!『ライオンの飼い方 キリンとの暮らし方』非日常研究会【著】
私が25歳の時、ふと立ち寄った地方の寂れたペットショップにワラビーがいた。カンガルーが小さくなったみたいな動物である。
魚とか亀とかを眺めるために訪れたのであったため、ワラビーとは大変意外だった。衝撃的でさえあった。だって ...